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足りないのは刺激?三鷹天命反転住宅でデトックス

人はその人を取り巻く環境によって変わります。

ここでいう「環境」は職場環境であったり日常的に付き合う人たちを指すことが多いと思いますが、
今回は住環境に関してのお話です。

今、あなたがいる部屋にはどんな色や形がありますか?
部屋にある家具はどうしてその場所に置かれているのでしょう?

今日は自分の住環境に対する常識を破壊させ、
眠っていた自分の能力を目覚めさせることのできる刺激的なお家のお話です。

わかりやすく異質な住宅

三鷹の住宅地にあるこの目立った住宅。
建築、アート好きなら必ず知っていると言っていいほど有名な建築ですね。
9個の部屋で成り立つ集合住宅で、住居として使われている部屋の他に
現在はテレワークなどにも利用できます。

カラフル!いろんな形が楽しい!
そんな呑気な感想も最後にはその深い意味に驚くことになります。

写真は後で!

どこを見ても思わず笑みがこぼれる心躍る外観。

支配人の松田さんに案内されて最上階の部屋へ。
写真撮影は問題ない、とのことで中へお邪魔しました。

「よくネット上で見る内装だ〜」と写真を撮ろうとすると

「ひとまず撮影は置いといて、まずは部屋をじっくり観察しましょう」と松田さんに静止されます。

ここでまず思考停止で行動していた自分に気付かされ
自分がいかにぼんやり生きているかを思い知らされるのです。

どの部屋で寝るか、どこに家具を置くか問題

写真でもわかる通り、この部屋の中には球体の部屋、
凸凹の床、中央にキッチン一般的な住居とはかなり異なります。

3人でシェアハウスしたとしたら全員に部屋は行き渡るけれど
ラッキーな一人(?)は球体の部屋での生活です。

球体なので当然のことながら、滑るし、ものは置けません。
さてどうしたものか。

ここに住む人は常にこういった問いに直面しながら生活をすることになります。

ちなみに、球体の部屋での過ごし方に関しては答えはないので
部屋の使い方は住人がそれぞれ考えることになります。
カーブがついたまま寝る人もいるでしょうし、
球体の床をどうにかして平らにする人もいるでしょう。
なんなら、あきらめて部屋の外の凸凹の上に寝る、でも良し。
実際このボコボコ、寝心地には定評あるようです。

この球体の部屋を見て、「部屋としてありえない」と思うのは
割と普通なのではないのでしょうか。
ただし、それは自分の普段の環境が
四角い部屋で平らな床があるからということに過ぎません。
単純に慣れが正解だと思い込んでいるということです。

「通常のマンションはテレビの配線の場所なんかも決められていて、
家具はそこに配置するしかない。言ってみれば家に住まわさられている」
という松田さんの言葉には衝撃が走りました。

自分が選択して住む環境を決めてたと思いきや、
実はなんの疑問も持たずに部屋に合わせて生活していたことすら気づいていませんでした。
自分はなんてピュアだったんだ!

家具の配置も同じ。

床は先述の通り、凸凹。よく見ると傾斜もある。
明らかに家具は置きにくい。

つまりは家具は「床に置くもの」だけが正解じゃないということ。
床に置けないなら、ではどうするのか??
(答えは実際に三鷹天命反転住宅に来て確認してください!)

色や形はただのデザインではない

「死なないための住宅」というコンセプトを持つこの家。
死なないため=自分の身体をよく知ること、につながる考え方です。

このコンセプトのもと、この家は自分の身体が中心となるように設計され、
家の中のあらゆる仕掛けに自分の体がどう反応するかをを考えさせられます。
意図的に刺激を与えることで自らの生命力を引き出します。

昨年 私が読んだ本で最も衝撃を受けた
『Joyful 感性を磨く本』
の著者、イングリッド・フェテル・リーによれば 
単調な暮らしは「感覚の飢餓状態」が起こるといいます。
感覚への刺激は人が健やかに、前向きに生きるために大切な栄養素なのです。

「住民の方はおそらく皆さん(私たち)が想像している以上の住み方をしています」という松田さん。
自分の身体を環境の中心に置いたときに素直に心地よいと思えるポイントを探し求め、
やっと見つけた自分の感覚にしっくりくるものは
ぼんやり過ごしていたら思いつかない、ということなのでしょう。

ここに来るまでは「家にしては色が多くてうるさいのかも」
と思っていたカラフルな部屋も意外にも気にならないのは
この鮮やかな色にも意味があるからなのでしょう。

長年、機能的に作られた家になんとなく住んだことで、固定概念が染み付いていました。
楽な方に流れるあまり、本来持っている自分の「暮らす」能力を生かしきれていないと感じると同時に、
今の環境が自分の生き方にどう影響するかを考えさせられた体験でした。

実際、こちらに初めて見学した日は
身体的にも精神的にも刺激が強かったようで
頭が冴えまくりなかなか寝付けませんでした。

三鷹天命反転住宅に行くときにはなるべく前情報なしで、行くのがオススメ。
さまざまな難題に簡単に答えを求めず、自らで考え、
自分らしい解を出して生きる入口となるでしょう。

今見ている世界が変わる、一皮剥けた自分になれる三鷹天命反転住宅デトックス、
ぜひ体験してみてください。

Reversible Destiny Lofts Mitaka tour  (英語ツアー)
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